What's Montessori education? in English
1.体験的な学び
こどもは自由に動き回り、自分の好奇心に従い、環境の中で全身とすべての感覚を使って活動し、主体的に取り組み、学ぶ。
マリア・モンテッソーリは”子どもは自ら動きながら、体験を通じて学ぶ”ということに気づき、自立的に取り組むことができる特別な教具を発明しました。それは座って、教師の話を聞いて学ぶより楽しいものです。カードやテキストを使って一斉に学ぶ言語より具体物を使ってひとり一人が自分のペースで自立的に学ぶ言語。数字やワークシートを中心に学ぶより数字と量や重さを体感して自律的に学ぶ算数は、子どもが元来持つ吸収したい欲求、学びたい意欲を刺激します。
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私たちのスクールではモンテッソーリ教具を揃え、自由に動き回れる広い環境を用意し、言語や算数がどのよ”に生活に役立つかということも様々な機会で体験します。「学びは生活のため、学びは楽しい」ということを実感できます。
2.異年齢混合クラス
3歳から6歳までの異年齢混合クラスで、技能や経験の違いがある子どもがいて、互いに協力し合い、刺激しあって、年長児はリーダーシップを発揮し、年少児を援助したり、手本となります。年少児は規律やマナーを自然と身に付けます。
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私たちのスクールは2歳6ケ月を過ぎ、準備ができた子どもから4月(新学期)でなくてもクラスに参加できます。新入園児は安心してクラスメイトに見守られながら園生活を始め、クラスの秩序や規律が保ちやすくなります。私たちのスクールで3年を過ごしてきた年長児は、心の余裕があり、適切な状況判断ができ、親切でリーダーシップがあります。
3.自由が保障された活動時間
自由に活動できる時間が毎日2~3時間あり、子どもは自己選択した活動をいつでも存分に自分のペースでできる。また、年間行事などで中断することもない。
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私たちのスクールも世界のモンテッソーリスクールと同様に子どもが自分で活動を選び、自立的に自分のペースで取り組む2~3時間を大切にして、年間行事や横割りの一斉活動時間で自由な活動時間が減ることはありません。子どもが主体となる日常の連続がモンテッソーリ教育で最も大切な部分です。
4.制限の中での自由
こどもは自己選択により主体的に活動を行い、教師は自発的な取り組みを促し、時間と機会を与える。子どもは他者や環境を傷つけたり、規律を乱すことをしない限り自由に行動できる。
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私たちのスクールの子どもたちは教室と園庭も含めて、自由に活動できます。ただし、2名の教師のうち1名が付き添える場合に、半数の子どもは屋外活動をすることができます。また、教具は元の場所に戻すことや静かに歩くことなどの制限があります。いつでも絵具を使ってアートはできるが、道具は洗って拭いて返すといったことは年少児であっても自分で行います。このように自由には責任が伴うということも経験します。
5.整えられた環境
子どもが自立的に探求したり、主体的に学んだりできる環境で、トレーニングを受けた教師、特別な教具とモンテッソーリ教育理念を共有する保護者も含まれる。室内環境だけでなく、屋外環境も大切な要素となる。
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モンテッソーリ教具は子どもにとって魅力的でモンテッソーリ教育の中心ですが、五感は自然の中でより敏感になります。私たちは季節を感じる豊かな環境でモンテッソーリ教育を行っています。私たちの園庭”おいしい校庭”で収穫した野菜や果物を数えたり、みんなに分けたり、料理をする。英語のレシピで外国の料理を作る。多様な環境を整えることで、自ら探求し、自分で考え行動するようになります。スクールや家庭での生活において、同じ理念を保護者の皆様と共有したいと考えています。
6.モンテッソーリ教師とその役割
トレーニングを受けた教師が環境を整え、アシスタントスタッフとともに運営する。
教師は”教える人”というより、”子どもの活動や学びをガイドする人”という役割があり、ひとり一人を観察し、適時その発達段階や興味に応じた新たな活動を紹介します。
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AMI国際モンテッソーリ協会認定の教師(3-6)である松本正明(バーディー)とAMI0-3のアシスタント・アヤカが担当し、多彩な活動ができる環境の中で、子どもひとり一人が主役となって取り組めるように援助しています。
*AMI国際モンテッソーリ教師(3-6)は2歳6ケ月から担当できます。
7.アカデミック
日常生活の練習、感覚に加え、言語、算数や文化といった学術的活動も発達段階に応じて活動を紹介する。教え込む教育ではなく、子ども自身の”内なる欲求”から始まる学びである。
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知識を身に付けるだけでなく、「生活のための学び」ということが感じられる体験を通じて 自ら取り組む楽しさを知り、自立的に学ぶ姿勢を養っています。
8.個別カリキュラム
教師は年齢や経験の異なる子どもひとり一人を観察し、対話し、発達段階や興味に基づいた個別のレッスンプランを用意し、子どもが自立的、主体的に課題に取り組むように促す。
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気軽に対話できる雰囲気を作り、子どもからの提案で、育てる野菜を決めたり、ある年長児がギリシャについて興味があるということで、一緒にインターネットでギリシャ文化について調べ、ギリシャのアートをしたり、ギリシャ料理のレシピでスクールランチを作ることもありました。
9.全人格教育
クラスという小さな社会、設計された豊かな環境で年齢幅、多様性ある仲間や大人と生活することで身体的、精神的、社会的、情緒的発達が促される。
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子どもが主体となってクラス運営がされるので、自分の言動が他者にどのように影響するか、自分が仲間のため、スクールのために何ができるか考える機会が多いと思います。将来、彼らが自分の強みで社会に貢献できることを願っています。
10.平和教育
多様なバックグラウンドをもった家庭の子どもがいて、多様な環境設定、体験の中で、互いの違いを知り、互いに協力して、自ら考え行動することで、協調性、社会性や個性が生かされ調和が見られる。
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私たちのスクールには外国籍を含む多様なバックグラウンドを持つ家庭の子どもたちがいて、それぞれに個性があります。また、外国からの一時帰国のために短期間通園する子どもも受け入れていて、異国の文化を紹介することも多いです。違いを理解することや他者への思いやりなど多様な経験をして成長します。
ハミンモンテッソーリスクールはこれらの国際標準の基本理念に基づき運営し、保護者の皆様とその理念を共有し、”次の世代を担う子どものための教育”を実践していきます。
アメリカのモンテッソーリスクールの様子を観てみよう!
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