ピザ窯プロジェクト@サマースクール Seeds to Pizza Oven Project

更新日:8月14日

お金を出せば、簡単に何でも手に入る。電話して30分で焼き立て美味しいピザは届く。


このプロジェクトはモンテッソーリ週末クラブの小学生の間で企画が立ち上がった。

これまでも子どもたちの発想から、創造的な活動が生まれた。

ガーデンに自転車コースを作ろう! 門松に使った竹で鹿威し(ししおどし)はつくれないか。


自分たちの発想から遊び、様々な作品や活動を生み出してきた。

マリア・モンテッソーリは「子どもは自ら行動することで学ぶ」といった。

小学生になると身近な社会を意識し、机上の学習では満足できない子どももいる。


「人生のために学ぼう!」わたしたちの理念である。


自分で美味しいピザは作ることはできるか?

ピザ窯はどんなふうに作るの?

レンガを積み上げればいいのか。

ピザ窯を作るにはいくら必要か?

その資金はどうしよう?

ピザのソースや生地も作ってみたい。

彼らはこれまでに経験してきた学びを活かして、一つひとつの課題をクリアしていく。


モンテッソーリ教師としての私の役割は、子どもの好奇心をくすぐり、子どもが主体的に考え、自立的に取り組む環境を用意すること。学び方を教える。

モンテッソーリクラスの幼稚園児、週末クラブの幼稚園児や小学生、イベント参加者や保護者も巻き込んで、プロジェクトは進んでいく。


週末クラブではインターネットで検索して、どのオーブンが最適かを検討し、模型を作って構造を学び、積算して予算を割り出す。

これまでガーデンマーケットやカフェで得た利益では足りないことがわかり、カフェや野菜の苗、Tシャツなどを販売して累計18,000円の資金を集める。

この予算で発注したピザプレート、ピザピール届く。

レンガ、金属板などの資材を購入し、どこに設置するかを検討する。


ピザ窯プロジェクト 3日目

ガーデンデッキにもともとあったコンクリートブロックを土台にして組み上げる。

古いテーブルの廃材を切って、薪にして、火をつける。

焼きとうもろこしで風の流れ、火の通りを確認する。トルティーヤに具材をのせて試し焼をする。美味しい。十分に美味しい。


ピザ窯プロジェクト 最終日(サマースクール最終日) 

~ピザ窯で手作りピザを焼こう!デッキでランチタイム~

自分たちが育てた野菜を収穫して、ピザソースを作り、ピザ生地を手作りする。

前回のピザ窯を拡大して組みなおし、薪で火をおこす。

窯が十分に熱せられ、トウモロコシを入れて焼く。

発酵で膨らんだピザドウを伸ばし、具材をのせ準備する。


みんなの期待をのせたピザがかっこいいピザピールで運ばれてきた。

炎が上がる窯に入れる。

待ちきれない。まだ柔らかい。前後を入れ替える。

予定時刻を30分遅れで、1枚目のピザが仕上がる。8等分したピザの一つを口に運ぶ子ども。言葉はいらない。


次を急ぐ、2枚目、3枚目を次々に焼く。

ピザソースや具材が多すぎれば、なかなか焼けない。

早めに生地を伸ばし、具材をのせておくと、べったりとしてしまう。

7枚目くらいで、窯の火力が安定したのか、生地はふわふわになったためか、香ばしいクリスピーなピザに仕上がった。


ピザカッターを転がすのが心地いい。ピザは次々に口へと運ばれる。

最高のピザだ。自分たちでできたんだ。

真夏のガーデンで味わったピザは特別。最高。


種を蒔くことから始まるこのプロジェクトでは多くの子どもたちが“自ら取り組む喜び”を感じたのではないでしょうか?


多くの人が関わり、出来上がったこのピザ窯は今後もモンテッソーリ幼稚園やイベントで活躍することでしょう。応援をしていただきました皆様、有難うございました。

ぜひ、ガーデンカフェで焼きたてのピザを味わってください。


保護者の皆様、スクール保険でお世話になっている東京海上日動保険の葛西様、鉄の部材を切断していただいた山西溶工所様、ピザ窯を考案した先人様、サマースクールに参加した子どもたち、有難うございました。2021年夏 



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