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幼稚園児と小学生の週末クラブ

更新日:2019年10月27日

~自ら取り組む喜びと学ぶ楽しさを~


日本人と外国人の国際モンテッソーリ教師(AMI)がモンテッソーリアプローチで行う

4歳から小学生までの土曜プログラム。参加回数は月1回から3回までを選択制。

9:10から13:50までの最長5枠(約5時間)のプログラムで枠数も選択できる。


11月10日(土)の活動の様子をご紹介します。

この日は、幼児期にモンテッソーリ教育を受けた兄弟(小学3年生、1年生)、4年生1名、年長児1名、年中児1名と見学に1家族が来られていました。


週末クラブは外国人(Rovini)と日本人(Birdie)の国際モンテッソーリ教師2名でバイリンガル(英語と日本語)で運営している。その日の個別のレッスンプランは用意しているが、子どもの興味を優先して活動を提供している。モンテッソーリ教具のある教室とガーデンでの活動ができる。


9:10

幼児期にモンテッソーリの環境で過ごした3年生の男子は久しぶりの「へび遊び」(写真中央)を英語で取り組んだ。経験のある活動を英語で提示を受けている。


10:10

英語初心者の年中児は英語の語彙の拡充(写真左)をして、日本人教師とガーデンに出た子どもたちは、私たちが育てているいも虫に興味を持った。日本人教師は昆虫の本を持ち出し、さりげなく、いろいろな話をしながら観察している。気持ちのいい陽気だ。

10:45

しばらくすると、室内にいたすべての子どもが外国人教師とともにガーデンに出てきた。

ある子が言った。「卵を持ったザリガニはどうなっているかな?」ということで、水槽の水を抜くことになり、教師はバケツで水を抜くより楽なホースを使う方法を見せた。”サイフォンの原理”である。

モンテッソーリの教え方(提示の仕方)は、大人がやって、子どもがよく観察し、自分で考え、ひとりでできるように、

これはどんな活動でも同じで教師は手取り足取りはしないし、容易に口出しや答えを与えることはない。子どもは見て学び、自分で試行錯誤して技術や知恵を身に付ける。

考え方を教える。

この場合は、サイフォンの原理で水は高いところから低いところに流れる。注意点はホースの空気をすべて抜くということ。ホールの両端を指で押さえ、指を離すタイミングが大切であること。

子どもは水面と地面に高低差が少ないと気づき、穴を掘ることになった。水を貯めておくのは困るので、用水路を掘る。大プロジェクトになってしまった!(笑)

子どもが協力しながら、水を抜き始めたので、教師は別の活動をしながら見守る。

出てきたザリガニには卵がついて、割れ始めていてる。

次はどんな風になっているかな?

子どもの好奇心から始まる活動は学びや探求する楽しさにあふれている。


11:45

サークルタイムで季節の絵本や活動に関連した本を読んだりディスカッションをしたりする。昼前に帰る子ども、ランチを食べて午後もプログラム続ける子と英会話クラスに参加する子どももいる。


13:00

午後のモンテッソーリプログラムは、日本人教師が担当する。

この日はボッチャというゲームを紹介した。ボッチャは2つのチームに分かれ、四角いコートに的になるジャックボールという白いボールに自分のボールを近づけるゲーム。ゲームのルールやコートの作り方を説明し、大人も交じってゲームをした。

モンテッソーリ流に活動を行うポイントは、

子どもたちがゲームを自分たちで楽しむことができるように、

準備からチーム分け、年長児が年少児をうまく援助でき、得点の付け方、どっちが近いか測る方法、役割分担やフェアに競うことができるように、

それができるようになったら、見守り、時には教師は勝つための戦略のヒントを与え、子どもが自分で考えるようにします。


この日は、前週が休みで気持ちの良い天気だったので、子どもたちは外で活動する時間が長かったようです。水槽の水を抜く活動はまったく予定していませんでしたが、教師が子どもの好奇心に柔軟に対応することも大切。写真にはありませんが、途中で外国人教師とともに教室に戻り、日常生活の練習、感覚教具、算数、英語や折り紙などの活動をしていた子どももいました。



幼稚園児と小学生を対象にした週末クラブ(年間40回開催)や放課後クラブ(火・水・木曜日)は

モンテッソーリ教育を受けていない子どもたちも参加できるプログラムです。

詳しくは次のリンクをご参照ください。

https://docs.wixstatic.com/ugd/d39100_912cd2a0d09c40f7b80d51836617f48b.pdf

いづれのプログラムも少しの空席がありますので、ご興味のある方は、どうぞ、見学や体験してみてください。お問合せやお申込みはお気軽にトップページのフォームまたはお電話でお願いします。

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